スリランカフェスティバル開催、食・文化の展示で魅力をアピール

駐日スリランカ大使館は、2013年9月21、22日に「スリランカフェスティバル」を開催する。このイベントは、東京都渋谷区の代々木公園で貿易・文化・食べ物・投資など80以上の展示ブースで来場者に同国をアピールするもので、今回で10回目。2日間での来場は約10 万人と予測されている。

スリランカは、2009年の内戦終了後は政情も安定しており、仏教の歴史や自然の豊かさを感じる8ヶ所の世界遺産、アーユルヴェーダー、ゴルフやビーチでのアクティビティなどの魅力で、順調に観光客数を伸ばしている。日本人観光客数は2012年は約2万6000人、2013年は1~7月までの前年同期比126%と増加しているという。

ワサンタ・カランナーゴダ駐日スリランカ大使は、同イベントを発表する記者会見の場で、サンフランシスコ講話条約の平和条約締結に大きな影響を持った、当時のセイロン(スリランカ)代表による仏教徒としての日本との結びつきに関する演説など日本との深い関わりを説明。同イベントが日本人にスリランカをより深く知ってもらう機会ととらえており、観光客増加への期待感を示した。

なお、フェスティバルでは、世界的に有名な舞踊団「チャンナウプリ」による文化公演やスリランカカレーなど伝統的なフードの販売、スリランカへの旅行も賞品に含む大抽選会も予定されている。開催時間は10:00〜19:00で入場無料。





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