航空輸送統計、2013年7月は国際線旅客数増、韓国線はさらに悪化

国土交通省は近頃、2013年(平成25年)7月の航空輸送統計を発表した。それによると、国内定期航空輸送の旅客数は前年同月比6.8%増の776万1541人、旅客キロは同7.7%増の71 億237 万9000人キロとなり、座席利用率は60.8%となった。幹線・ローカル線別では、旅客ベースで幹線が327万8430人、 ローカル線が448 万3111人となり、旅客キロベースでは、幹線が34億 1148万4000人キロ、ローカル線が36億9089万5000人キロという結果になった。

国際航空輸送の旅客数は、同6.0%増の131万506人となり、前月に引き続き前年を上回った。旅客キロも同9.5%増の57 億 4436 万6000人キロと増加した。方面別で見ると、中国線が同7.3%減の26万7804人、韓国線が同13.6%減の15万1275人となり、引き続き前年割れ。中国線の減少率は改善しているものの、韓国線は前月よりもさらに悪化した。一方、その他アジア線は引き続き好調で同19.7%増の47万9515人、米大陸線も同様に同21.9%増の16万9254人と順調に伸びた。このほか、太平洋線が同0.3%減の11万7160人、欧州線が同9.3%増の11万5525人、オセアニア線が同0.5%増の9973人という結果となった。


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