KNT-CT、国内のプラス続く、海外はロンドン五輪の反動も -2013年8月

KNT-CTホールディングスの2013年8月の総取扱額は、前年比0.5%減の579億8845万円とほぼ前年並みとなった。国内旅行が5.3%増の379億6034万円と好調を持続した一方、海外旅行は12.1%減の185億3990万円で厳しい状況が続いている。国際旅行は42.6%増の7億3417万円。

団体旅行は、国内旅行で一般団体が伊勢志摩方面の需要増加を中心に21.2%増の31憶16770万円、学生団体も18.4%増の22億6836万円となり、国内団体は全体で20.0%増の53億8513万円と大幅に増加。一方、海外旅行は学生団体が6.6%増の26億1387万円でプラスとなったものの、一般団体が2012年のロンドン五輪の増加分の反動で35.5%減の16億3196万円と落ち込み、海外団体の全体は14.7%減の42億4583万円と2ケタ減となった。

企画旅行は、好調な国内旅行でもメイトは2.6%減の156億8256万円と振るわず、海外旅行のホリデイは17.2%減の58億2941万円と不振が続いた。KNT-CTで好調のクラブツーリズムは国内が12.1%増の117億5351万円だが、海外は0.2%減の41億6588万円で前年並みにとどまった。東アジアやエジプトなどの外的リスクの影響を受けたものの、アメリカやオセアニア方面、クルーズが好調で、前年水準を維持したという。


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