パン パシフィック ホテルズ グループは、ミャンマーの不動産・インフラ整備企業のShwe Taung Group社と合弁事業として、パン パシフィック ヤンゴン(仮称)を開業する。同社は、パークロイヤル ヤンゴンの所有・運営経験からミャンマーを重要な成長市場として位置づけ、パンパシフィックブランドでホテル開業を決定したという。
2016年開業を予定しているパン パシフィック ヤンゴンは、ホテルだけでなくサービス・アパートや店舗、オフィスなども併設した開発事業。ホテルはヤンゴンの中心地に位置し、プール、スパ、フィットネスクラブ、宴会場、会議室、オールデイ・ダイニング・レストランや高級レストランなど、様々な施設と348室の客室を提供する予定だ。なお、開業にあたっては、ミャンマー監督官庁による認可や、合弁会社間の条件などが整うことが条件となる。
パン パシフィック ホテルズ グループは、パークロイヤル ヤンゴンをすでに12年間運営。まもなく改装が始まり、パブリック・エリアやレストラン、宴会場がさらに拡充する予定だ。また、ミャンマーの首都で、今年の12月に東南競技大会と2014年のASEAN(東南アジア諸国連合)サミットの開催を控えているネピドーへの進出も視野に入れているという。