エイチ・アイ・エス(HIS)は、2013年の年末年始の海外旅行は「早・長・遠」の傾向であると発表した。2013年12月20日~2014年1月3日の海外旅行の予約状況(11月30日時点)を取りまとめたもの。遠方への渡航が多く、ヨーロッパ方面は前年比11%増と好調。定番のロンドン、パリ、ローマ以外にもスペインが34%増と伸び率1位となったほか、ポルトガル、北欧が伸びているという。
方面別の1位とは2年連続でホノルルとなった。滞在日数は6日間が最多だが、昨年よりも7日間、8日間のプランの比率が上がっている。アジアでは韓国が4%増、中国が9%増となり、回復傾向にあると説明。ソウルはアジアシティで1位、総合で2位となっている。また、マレーシアが33%増、台湾が28%増、タイとカンボジアが各26%増など、伸び率上位はアジア方面が占めた。
さらに、日並びの良さから予約も早期化され、6ヶ月前の予約割合は67%増、3ヶ月前は20%増と早期予約の割合が増えた。また、滞在先はデラックスホテルの選択が増えており、平均単価が10%増で推移しているのも、今年の年末年始の特徴だとしている。
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