旅行比較サイトを運営するスカイスキャナー・ジャパンは、2024年12月、新しい広告ソリューション「スカイスキャナーアドプラットフォーム(Skyscanner Ads Platform)」を発表した。このプラットフォームは、航空会社、OTA、旅行ブランドなどと共同で構築するもの。毎月、世界の1億1000万人以上の旅行者から得られるファーストパーティデータと独自の技術を組み合わせることで、広告主がプライバシー保護された環境で新規の関連性の高い旅行客にリーチできるよう支援していく。
このプラットフォームは、スカイスキャナーが提供する既存の広告サービスを活用しながら、高度な広告サーバーと広告マネージャーを導入。深層学習アルゴリズムを搭載したシステムによって、広告主はスカイスキャナーのマーケットの中で、状況に応じた広告キャンペーンを開始、管理、最適化し、最も関連性の高い広告を適切なタイミングで適切な旅行者に配信することが可能になる。
旅行者の動機や好み、検索行動などのデータを活用しながら広告費をリアルタイムで調整。ターゲットを絞って、データによりパフォーマンスを向上させる。また、広告主向けにレコメンドツールも搭載。リアルタイムの市場トレンドとキャンペーンパフォーマンスデータを分析し、広告主に合った広告の運用方法を提案する。