ツーリズムEXPOジャパン、国際観光フォーラム概要決定、基調シンポジウムは「オリンピックを利用した観光振興」

日本観光振興協会(日観振)と日本旅行業協会(JATA)は、「ツーリズムEXPOジャパン2014」で開催する「国際観光フォーラム2014」の概要を決定した。基調講演は国連世界観光機関(UNWTO)事務局長のタレブ・リファイ氏が、UNWTOの2014年のテーマと同じ「Tourism and Community Development」(旅の力で地域を元気にする)として、アジア旅行市場の分析と今後の可能性を講演する。

また、基調シンポジウムでは「Mega Events and Tourism」(オリンピックを利用した観光振興)をテーマに決定。登壇者には先のオリンピック開催地だった英国政府観光庁会長のクリストファー・ロドリゲス氏とリファイ氏、JNTO理事長の松山良一氏を招聘し、首都大学東京教授で観光庁参与の本保芳明氏がモデレーターとしてまとめる。

このほか、国内旅行、訪日旅行、海外旅行の各シンポジウムのほか、PATAアジア地区本部統括ディレクターのアイビー・チー氏による、「アジア旅行市場分析2014」も実施する。

参加登録料は、日観振・JATA会員は1名1万円、非会員は1名1万2000円。申し込みは6月下旬から、公式ホームページで受付開始する予定だ。

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