消費増税前、消費意欲が大幅に高まり、「駆け込む」は4人に1人 -博報堂・生活インデックスレポート

生活総研は生活インデックスレポート(消費動向編)を発表し、消費増税を前に消費意欲が大幅に高まっているとの見解を示した。消費意欲指数は2月より5.2ポイント高い53.8点に上昇。前年との比較でも3.5ポイント上回っている。「日用品を買いだめする」「高いものや保存のきくもの」「どうせ同じ商品を買うなら」など、回答者の24.1%・約4人に1人が、増税前に駆け込み消費への意向を示した。

特に女性の意欲が高く、2月からの消費意欲指数の伸びは8.5ポイント増となり、男性の2.0ポイント増を大きく上回った。駆け込み消費の意向は32%で男性の16%の約2倍となっている。

ただし、少数だが冷静な見方をする層もいる。「増税前にすでに値上げラッシュが起こっていて意欲がわかない」「消費税より価格の変動の方が大きいと思う」「増税後は値引きや還元セールが行なわれ、むしろ安く買えそう」という意見もあったという。

調査は2014年2月6日~10日まで、首都圏、名古屋、阪神圏の20~69歳の男女を対象に実施。サンプル数は合計1500人。


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