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国際会計事務所大手のPwC(プライスウォーターハウスクーパース)は、分析レポート「世界の都市力比較2014」を発表した。今回はジャカルタやリオデジャネイロ、ナイロビを加えた計30都市を対象に分析している(下段にランキングを掲載)。
レポートによると、東京は13位で、前回より3位ランクダウン。ただし、都市の国際性を示すゲートウェイ機能では香港と並び4位となったほか、知的資本・イノベーションの分野では10位となり、香港の13位、シンガポールの14位を押さえて、アジアで唯一トップテン入りを果たした。PwCでは東京の総合評価が下がった要因として、新しくトップ10入りしたシドニーが2領域で1位、1領域で2位、またベルリンが1領域で3位、2領域で4位というほど領域別で突出した評価が得られたなったことを理由に挙げている。
世界30都市の総合ランキングでは、2012年の五輪を開催したロンドンがニューヨークを抜き、初めて1位となった。また、シンガポールは前回の7位から3位に大きく上昇。そのほか、トップ10には香港が8位でランクしている。
【世界の都市力総合ランキング】
- ロンドン
- ニューヨーク
- シンガポール
- トロント
- サンフランシスコ
- パリ
- ストックホルム
- 香港
- シドニー
- シカゴ
- ベルリン
- ロサンゼルス
- 東京
- ソウル
- マドリード
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(トラベルボイス編集部)