遊園地や娯楽施設を運営する東京サマーランドが、小学生の子供がいる親1000人に行った調査によると、2014年夏休みのレジャー予算は7割近くの家庭が3万円以内で、レジャー1回あたりの平均予算は約1万5000円を予定している結果となった。
この「小学生の夏休みに関する調査2014」によると、今夏のレジャー予算は「5001~1万円」が21.8%、「1万1~2万円」が17.1%、「2万1~3万円」が14.5%。夏休み中のレジャー総予算の平均予算は3万6783円で、3万円以内の家庭が68.2%だった。出かける回数は平均2.9回。レジャー1回あたりの予算を算出すると、「1~1万円」の予算帯が61.1%で、平均は1万5098円。さらに、昨年費やした額との比較では、「昨年より増額」が25.4%、「昨年と同額」が48.3%、「昨年より減額」が26.3%となり、昨年よりも財布の紐を緩める方と締める方とが同程度の割合だった。
予定している計画については、「家族でお出かけ(レジャーや旅行など)」が71.1%と最も高く、「夏ならではのレジャー(プールなど)」が59.0%、「工作(手作り)体験」が33.0%、「料理・お菓子づくり」が31.0%と続いた。また、4割が子供には「冒険心」を身につけてほしいと答えた。
レジャー施設のランキングでは、1位が「レジャープール」、2位「遊園地」、3位「ショッピングモール」だった。
調査は2014年6月4~11日、小学生の児童(複数いる場合は末子)がいる30~49歳の既婚者に対し、インターネットリサーチを行い、1000人から有効サンプルを得た。
(トラベルボイス編集部)