まちづくりプラットフォームは、全国27の自治体・観光協会が観光スポットデータを掲載するおもてなしアプリ「旅ぷら(全国版)」を開始した。観光スポットやグルメ情報のほか、地元の人が発信する地域の魅力や旬の情報を検索できるようにしたもの。
地方自治体や観光協会では、旅行者の域内誘導や行政区域を越えた周遊ニーズへの対応が課題となっている。その解決策の一つとして、「旅ぷら」を介した広域連携が期待されているという。そこで2014年1月には「旅ぷら関東版」を開始。その後、東北や関西に拡充しており、今回の全国版でこれらの地域別のサービスを統合した。
さらに今回は、モデルコース検索やプラン作成機能を追加。モデルコースを自分流にアレンジすることで、ユーザの関心を計画・行動に繋げることが可能となり、スポット検索だけでは期待できなかった誘客効果が生まれるとしている。
まちづくりプラットフォームでは今後も地方自治体や観光協会と連携を強化し、地域観光振興と街づくりの実現を支援に努める方針。また、公共データの二次利用促進「オープンデータ化」の先行ケースとして効果と実績を示し、日本のオープンデータの推進に貢献していく考えだ。
(トラベルボイス編集部)