JAF(日本自動車連盟)と宮城県は、2014年7月18日に「観光振興に関する協定」を締結した。この協定により、宮城県内の観光振興とJAFの会員向けサービスを相互に連携強化する。 *写真は左から、宮城県の村井嘉浩知事、JAFの久米正一専務理事、宮城県自動車会議所の天野平八郎会長。
JAFは現在、全国218の市町村と連携協定を結び、広報媒体の『JAF Mate』やホームページで各地の魅力ある情報を発信し、ドライブ旅行を促進している。宮城県下では仙台市や松島町、丸森町など5市町と協定しているが、今回は全国初となる都道府県単位での締結。これにより県全体のPRが可能となり、双方のスケールメリットを活かした活動を企画していく意向だ。具体的には、市町村をまたがる広域ドライブプランの紹介、宮城県観光イベントとのタイアップ、特産品のプレゼント企画などを予定している。
さらにJAFは、東日本大震災で大きな被害をうけた東北エリア全体についても、ドライブ旅行を通じて、復興の歩みを進める「町おこし」が加速するとしている。