成田国際空港は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、第2旅客ターミナルビルの到着ロビーをリニューアルする。日本の玄関として「和の抽象美」をモチーフに、品格、繊細さ、上質感を演出し、明るさと落ち着きを兼ね備えた空間とする。日本到着時に、外国人が受ける第一印象の向上と空港イメージの刷新を図るのが狙いだ。
今回リニューアルするのは、供用開始後20年以上が経過した第2旅客ターミナルビル1階、2階、地下1階エレベーターホール、立体駐車場連絡通路など。具体的には、天井の雪白色塗装、壁や床色の変更、LED照明による演色性の向上などが行われる。
リニューアル工事は、2014年11月に着工。2015年6月頃に到着階北側(Bゾーン)吹き抜け部、2階、地下、2016年3月頃に到着階南側(Aゾーン)吹き抜け部、1階などの完了を目指す。