ゴールデンウィーク旅行動向2015予測、海外人気1位は台湾、北陸は国内5位に浮上 -JATA調査

日本旅行業協会(JATA)が発表した2015年ゴールデンウィークの旅行動向調査で、海外旅行は台湾が人気1位となった。JATA会員会社の社員389名に人気方面の調査を行ない、ランキングにまとめたもの。   2位はハワイ、3位はシンガポールで、トップ10のうち6方面がアジア。昨年12位のタイが4位に、14位の韓国も9位に回復した。台湾は「女性のグルメツアーなどが人気」、シンガポールは「女性を中心に昨年から人気が継続」など、女性客が牽引していることがうかがえるコメントが多かった。   あわせて大手ホールセラー6社(※)に実施した販売動向調査によると、出発のピークは4月29日と5月2日だが、後半5月の予約に集中。日並びのため、近場の3日~5日間のツアーが多いのも、アジアの人気が高まった理由のようだ。また、オセアニアの予約状況が前年比15.5%増となり、オーストラリアやニュージーランドへの旅行が回復傾向にあるという。

発表資料より

国内旅行は1位の東京、2位の沖縄は前年同様。3位にはUSJ人気の大阪が昨年9位から上昇。また、北陸新幹線開業で注目の北陸も予約が170.7%増となり、前年15位から5位に急浮上した。国内旅行は35.9%増と全般的に好調な推移だという。

発表資料より

※大手ホールセラー6社:ジェイティービー、近畿日本ツーリスト個人旅行、日本旅行、阪急交通社、エイチ・アイ・エス(海外のみ)、ANAセールス

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