りそな銀行は、2015年6月、ボーナスの使い道に関する調査を実施した。それによると、使い道の1位は「貯蓄」(70.2%)、2位「日々の生活費」(35.2%)。続いて、3位が「旅行」(26.8%)となった。また、約6割が「家族旅行などのイベントにお金をかけたい」とする意向を持つことが分かった。
ボーナスの用途としてほかに上位にのぼった回答は、「ローン返済」(17.2%)、「投資」(10.8%)といった現実的な蓄財・家計に関する内容のほか、「趣味の費用」(16.0%)、「それ以外の贅沢」(6.6%)といった積極的な消費につながる回答も上位となっている。
ボーナスの用途に関する回答は以下のとおり。
ボーナスを使った旅行意向をみると、「家族旅行などのイベントにお金をかけたい」とする回答は、「あてはまる」「ややあてはまる」を合算すると56.6%となり、約6割が旅行などを通じた積極的な消費意識を持つこともわかった。
また、海外旅行について、宿泊費や交通費を含めた平均予算は、「22万円」程度という結果が判明。その内訳をみると、「15~20万円」(20.5%)が最も多く、次いで「50~60万円」(17.9%)。ほかには「5~10万円」(16.8%)、「20~30万円」(15.0%)、「10~15万円」(14.2%)が1割以上を占めた。
海外旅行の予算に関する回答状況は以下のとおり。
なお、海外旅行中に体験したお金に関する失敗では、「支払を紙幣で行い、小銭が余り過ぎた」(19.8%)、「チップを多めに払いすぎた/払い忘れた」(18.0%)、「ぼったくり」(12.9%)、「両替のしすぎ」(12.6%)、「現金の盗難・紛失」(4.5%)などがあがった。同社では、旅行中の決済にクレジットカードや電子決済などを使うことで回避できるトラブルも多く見受けられるとしている。
今回の調査は、20代から40代の男女600名を対象にネット上のアンケート形式で実施したもの。