外資系デベロッパーのパシフィカ・キャピタルはこのほど、日本初進出となる高級ホテル「ランガム」の開発を発表した。六本木の敷地面積約4000平方メートルを対象に実施、完成すれば国内のホテル開発プロジェクトでは最大規模となる見通し。
パシフィカ・キャピタルがホテル開発事業に参入したのは2014年のこと。今回の案件は同社が手掛けるホテルプロジェクトの第一号となる。同年よりアドバイザー業務として開発計画の策定や土地所有者との交渉を開始し、香港の総合不動産企業グレート・イーグル・ホールディングス社を選定。2015年7月31日、グレート・イーグル社の関連会社を買主として土地の取得契約を締結した。
「ランガム・ホテル」の創設は1865年の英ロンドンにさかのぼる。現在は、香港や北京など特にアジア・中国圏を中心に多数の施設を展開、ほかにも中東・ドバイや北アメリカ圏、オーストラリアなど各国で高級ホテル事業を行っている。