カカクコムはクチコミのグルメサイト「食べログ」で、従来のメディア事業から事業領域を拡大し、飲食店に対する業務支援事業を開始する。第一弾として、飲食店向けの予約台帳アプリ「ヨヤクノート」を提供。飲食店における予約を簡便に管理できるサービスで、従来の手書きによる予約管理の手間と時間を短縮化し、オペレーションの効率化とコスト削減を可能とする。
さらに、予約登録時に自動的に顧客情報を登録する台帳機能を有し、顧客管理もサポート。カカクコムによるとこれまで、「飲食店における顧客管理の普及」はほとんどの事業者でもできていないとし、食べログがいち早く本格化させるという。これにより、グルメサイトでの販促において、従来の新規顧客の獲得のみならず、リピーター育成・CRMソリューションにも対応できるとする。
このほか、食べログのインターネット予約とも自動連携をしていることから、ネット予約の安全自動化も実現。これまでネット予約の運用作業やダブルブッキングのリスクを恐れて導入できなかった飲食店でもネット予約を利用しやすくなるとし、さらに多くの店舗での導入を見込んでいる。