京都センチュリーホテルが全面改装完了、環境配慮で全室禁煙に

京都センチュリーホテルは2016年3月18日、全面改装を終えリニューアルオープンする。これは、京阪グループが進める「京都駅前新ホテルプロジェクト」の一環。2015年9月に実施した第一期オープンを経て全客室を公開するに至った。 ※写真は今回公開された「京プレミアムルーム」のイメージ

改装のコンセプトは「ビオ-スタイル(BIO-Style)」。環境保全や自然との共生をテーマに、なおかつエコロジカルな街・京都に適したホテルを目指し、環境にやさしいアイテムの導入などを実現。オーガニック素材を積極的に取り入れたほか、利用者からのリクエストを反映し、客室すべて(219室)を禁煙にする取り組みも開始する。

今回新たに公開される客室は、59平方メートルの広さをもつ「モダンスイートルーム」3室や、30平方メートルの「京プレミアムルーム」12室、「グランコンフォート・エグゼクティブダブルルーム」6室などを含む全159室。すべての客室でバスルームと洗面・手洗いスペース(ベーシン)を独立させ、同伴者に気兼ねなく利用できるようにした。

例えば「モダンスイート」は色味を抑えた上質な空間と、リビングスペースやベッドスペースなど機能性のバランスを反映。「京プレミアムルーム」では、「床座」スタイルを取り入れ、京都の町家を意識した水回り空間を設けるなど、京都らしい日本建築の良さを生かしたデザインとなっている。

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