中国検索大手バイドゥ(百度)、地図サービスを日本で強化、店舗・施設の登録受付センターを開設

中国の検索大手・バイドゥは2016年3月24日、「百度地図(バイドゥマップ)日本語版」に施設や店舗を登録するための受付センターを開設した。

「百度地図」は日本や中国のほか、香港、マカオ、台湾、韓国、シンガポールで提供している地図サービス。同社によれば、PC経由の月間アクセス数は1.8億、モバイルアプリのアクセスは約3億を記録。中国で大きなシェアを持つ「百度」検索サービスと親和性が高く、3月現在では、日本を訪れる中国人旅行者の約2割が同サービスを利用したという。

新設された受付センターでは、店舗や企業からの申込受付をはじめ入金確認、登録、翻訳作業といった一連の業務をおこなう。料金は、店舗名、住所、営業日時を登録できる「エントリープラン」で初期費用が9800円、月額料金は無料。写真5点や電話番号、ウェブサイトのURL、紹介文なども掲載できる「アドバンスプラン」は初期費用のほか月額1200円。さらに多くの写真や企業ロゴ、百度推奨マークなどを掲載できる「プレミアムプラン」は初期費用のほか月額7800円。いずれのプランも中国語の翻訳料込みとなっている。

プレミアムプランの表示イメージは以下のとおり。

バイドゥ:報道資料より

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