JR東海、大学発の旅行計画作成ツールを採用、地図を見ながら旅程を作成

首都大学東京と東京大学の研究室が共同開発した旅行プラン作成ツール「CT-Planner」が、JR東海の観光キャンペーンサイト「Japan Highlights Travel」に導入された。

「CT-Planner」は、出発地や旅行したい地域、旅行スタイルを設定すると、タタキ台となる旅行プランが作成されるもの。キャンペーンサイト上で作成できる対象エリアは、東海道沿いの三島・静岡・浜松。地図に示されるタタキ台のプランを見ながら、追加したい観光スポットや旅行開始時刻、歩く速度などの条件、プランの性格(エンタメ、教養、ショッピング、自然など)を設定できる。

名所の説明を見ながら設定できるほか、訪れる曜日や出発時刻を設定すれば観光施設などの開・閉館時間も考慮されるのが特徴だ。作成結果は保存できるうえ、印刷したり、スマートフォンに転送用のQRコードも発行される。

今回のツールは、首都大学東京の都市環境学部・倉田陽平研究室(自然・文化ツーリズムコース)と東京大学の人工物工学研究センター・原辰徳研究室が共同で開発したもの。プラン調整画面のイメージは以下のとおり。

Japan Highlights Travel サイトより

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