デジタル市場調査のコムスコアはこのほど、日本の動画サイト利用動向(2016年4月版)をとりまとめた。パソコン経由の動画ストリーミングを対象にしたもの。それによると、閲覧者数がもっとも多いサービス提供企業は、「Youtube」を傘下におく「グーグル」で4296.9万人。次いで2位は「GYAO!」を含む「ヤフー」が3322.5万人、3位が「ツイッター」で1332.2万人だった。
動画利用者数トップ10は以下のとおり。
オンライン動画配信サービス視聴者数 トップ10
※国内・ユニークビューワー数順、カッコ内の%はウェブ人口に対するリーチ割合
- 1位:グーグル(Google)/4296.9万人(67.5%)
- 2位:ヤフー(Yahoo!)/3322.5万人(52.2%)
- 3位:ツイッター(Twitter)/1332.2万人(20.9%)
- 4位:ティーズ(Teads)/1296.1万人(20.3%)
- 5位:FC2/1214.8万人(19.1%)
- 6位:カドカワ(Kadokawa Dwango)/1086.5万人(17.1%)
- 7位:フェイスブック(Facebook)/942.4万人(14.8%)
- 8位:DMM/888.3万人(13.9%)
- 9位:スキルアップ・ビデオテクノロジーズ/722.3万人(11.3%)
- 10位:ブロードバンドTV/550.7万人(8.6%)
また、動画サービスの利用傾向は年齢に応じて異なることも明らかになっている。
もっとも特徴的なのは、6歳~17歳までの若年層では2位が「ツイッター」となり、唯一「ヤフー」が3位になった点。また、34歳以下では「ニコニコ動画」を提供するカドカワが4位以内にランクされているほか、アニメ配信の「アニチューブ(ANITUBE.SE)」がトップ10圏内に。その一方で35歳以上では動画広告配信の「ティーズ」が3位。また、フェイスブック経由の動画視聴者が「カドカワ」よりも多い結果となった。
この調査は、同社の動画サイト測定ソリューション「Video Metrix」を使って分析したもの。