一棟貸しを特徴とする民泊を仲介する「ホームアウェイ(HomeAway)」が、日本での取り組み強化の一環として、古民家を再活用した地方創生プロジェクトを開始する。古民家での宿泊事業を展開するノオト(NOTE)とパートナーシップを締結し、外国人観光客に向けた展開をおこなう計画だ。
第一弾として、2016年9月1日より、ホームアウェイで兵庫の丹波篠山の古民家「集落丸山」と養父市「大屋大杉」の予約可能とした。※写真はホームアウェイ「集落丸山」の紹介ページより
同事業は国家戦略特区を活用した古民家再生プロジェクトを展開するノオト社との連携によるもの。日本の歴史的建造物である古民家などを丸ごと生かした再活用をおこなうノオト社の方針に、ホームアウェイが賛同。ノオト社は限界集落の再生にも関与する。一方、ホームアウェイは世界193か国で展開中のネットワークを強みに誘客を強化していく考え。
なお、ホームアウェイのウェブサイトによれば、「集落丸山」の一日あたりの平均滞在料金は4万8600円、「大屋大杉」は4万5360円となっている。