外務省、米ノースカロライナ州の射殺事件に対する抗議活動で注意喚起

外務省は2016年9月23日、米ノースカロライナ州シャーロット市で発生したアフリカ系アメリカ人射殺事件への抗議活動に関する注意喚起を発出した。

20日に同市集合住宅の駐車場にて男性が警察官に射殺された翌日、数百人の市民が現地に集結して警察への抗議活動に発展したことを受けたもの。現地では抗議者による投石や略奪、暴徒化した状態が確認されている。

外務省では本件を受け、現地への渡航や滞在予定者やすでに滞在している人に対し、最新情報の入手に努めるとともに、人が集まっている場所を見かけた場合に決して興味本位で近づかずに速やかに離れるように注意を喚起している。また、政府機関や警察関連施設など、抗議活動が暴徒化した場合に標的となる可能性がある場所周辺では滞在時間を短くするといった対策を講じてほしいとしている。


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