JR東日本は、「Suica」の決済端末として利用できる専用スマートフォンの試運用を実施する。店舗に置かれた「専用スマホ端末」に顧客がSuicaをかざすと支払いができるもの。
テスト運用として、2016年10月7月から東京国際フォーラム地上広場で移動販売車を使った販売を実施。10月24日から、埼玉県の鉄道博物館の体験コーナーでもおこなわれる予定だ。JR東日本ではスマホ決済端末の仕様策定に向け、今回のテスト運用結果を多角的に分析する考え。
今回のサービスでは、トランザクション・メディア・ネットワークス協力のもと、携帯電話回線を通じてセンタ側で決済処理を行うシンクライアント方式を採用する。スマートフォン端末には、ソニーモバイルコミュニケーションズが開発し、NTTドコモが販売する「Xperia Z5 Compact」が利用される。
決済システムの全体構成は以下のとおり。