外務省、トルコ・イスタンブールの米国総領事館会員家族の出国命令に伴い注意喚起

外務省は、米国国務省が2016年10月29日付で在イスタンブール米国総領事館の会員家族に行なった出国命令を踏まえ、海外安全ホームページのスポット情報として、テロに対する注意強化を呼びかけた。特に米国関連施設や欧米人などの外国人が集まる場所や政府、軍、警察関係施設に、近づかないように注意している。

米国国務省の決定は、「イスタンブールにおいて過激派グループが米国市民を攻撃する挑戦的な努力を継続していることを示唆する治安情報に基づいてなされた」という。米国市民を対象にした発表であるが、日本国外務省ではこれまでトルコでは対象を欧米人に限らずに無差別テロが発生していることを踏まえ、イスタンブールへの渡航・滞在予定者に注意喚起を行なった。詳細は外務省・海外安全ホームページへ。

なお、在イスタンブール米国総領事館は通常通り開館することを発表している。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…