JR6社共同の訪日外国人向け乗り放題パス、来年から国内販売、7日間で大人1名3万3000円など

JRグループは2017年3月8日から、訪日外国人が国内の鉄道で利用できる「ジャパン・レール・パス」の国内販売を開始する。このパスはJR6社が共同で提供するパスで、定額料金でJRグループの鉄道・バス・フェリーが乗り放題になるもの。

これまでは旅行者が海外で事前に引換証を購入、その後日本で引き換えをする必要があったが、今回試験的に国内販売を開始。また、現在は一定条件を満たす海外在住の日本人にも発売しているが、2017年3月31日の引換証発売(日本国内での引換は2017年6月30日まで)をもって終了することになった。

試験発売の期間は2017年3月8日から2018年3月31日まで。料金は、例えば7日間・普通車利用で大人1名3万3000円、14日利用で5万2000円、21日間利用で6万5000円など。発売場所は国内の主要JR駅や空港を予定する。料金詳細は以下のとおり。

JR東日本:報道資料より

なお、「ジャパン・レール・パス」では、東海道・山陽・九州新幹線の「のぞみ」号・「みずほ」号は、自由席・指定席ともに利用できない。そのほか、別途料金が必要となるケースがある。購入条件詳細などは以下の特設サイトまで。国内販売開始後の各駅での具体的な取扱窓口情報は後日掲載予定だ。

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