プリンセス・クルーズ、日本発着クルーズが予約3割増で堅調、萬田久子さんら5名の女性起用の新プロジェクト始動

プリンセス・クルーズは2017年、日本発着クルーズの就航5周年にあわせ、新プロジェクトとキャンペーンを展開する。「人生を、新体験しよう。」をブランド・メッセージに掲げ、女優の萬田久子さんや元五輪代表水泳選手でスポーツコメンテーターの田中雅美さんなど、幅広い分野で活躍する30~70代の各世代5名の女性をプロジェクト・アンバサダーに起用。「5年目のプリンセス、5つのストーリー」として、各人のクルーズ体験を通し、同クルーズのプレミアムな魅力を伝えていく。

発表記者会見でカーニバル・ジャパン代表取締役社長の堀川悟氏は、プリンセス・クルーズの日本発着クルーズが初年度の1万8000人から2017年には7万6000人と、この5年間で供給数を拡大したことを説明。現時点で予約が前年比27%増で推移していることも明かし、好調さをアピールした。すでに春の花見クルーズは完売になっているほか、毎年人気の高い沖縄方面や夏祭り、ショートクルーズの予約が早いという。

さらに運航期間を約3か月増やした2017年は、キャンペーンを前期(5月6日~8月4日出発分)と後期(8月20日~11月10日出発分)の2つに分けて展開。前期分では内側客室の代金を35%値下げするほか、船上で使用できる最大150米ドルのオンボードクレジットを提供。後期は2017年3月31日までの申し込みで1人当たり最大2万円を割り引く早期割引と、ジュニアスイート客室利用で3・4人目の料金を無料とする。新キャンペーンを紹介した2017年日本発着クルーズの第2弾のパンフレットも、12月1日に発表した。

アンバサダーは各世代で幅広く活躍する著名女性

新プロジェクトのアンバサダーに起用したのは、元五輪代表の水泳選手でスポーツコメンテーターの田中雅美さん(30代代表)、食空間プロデューサーの山本侑貴子さん(40代代表)、女優の萬田久子さん(50代代表)、翻訳家でエッセイストの伊藤緋紗子さん(60代代表)、美容・生活アドバイザーの佐伯チズさん(70代代表)の5名。記者会見では、各アンバサダーが2017年に乗船するプリンセス・クルーズでの船旅への思いを語った。

例えば、従来から旅行が大好きだがクルーズは未経験という萬田さんは、経験者から「船で旅行先を訪問するのではなく、寄港地の方から訪れてくれる感覚に近いといわれた。その感覚を味わってみたい」と語った。また、来年成人するご子息とのクルーズ旅行を予定する山本さんは、「船の上ではまた違う親子の時間が過ごせそう。大人になった息子とお酒を楽しみたい」と述べるなど、活躍分野や嗜好、ライフステージの違いによって、それぞれのクルーズの魅力があることがうかがえた。5名のクルーズ体験は、乗船レポートとして発信する予定だ。

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