JTBはこのほど、ベンチャーキャピタルファンドへの出資を発表した。ICTベンチャーを対象に投資を行うグローバル・ブレイン社の「グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合」に対して戦略的LP(Limited Partner、有限責任組合員)出資をおこなうもの。
これによりJTBグループは、従来の方法ではリーチできなかった専門性と革新性をもつテクノロジー企業を創出。国内だけでなく北米やアジア諸国でも展開し、AI(人工知能)、VR(仮想現実)、フィンテック、ウェアラブル、シェアリング、クラウドサービス、アナリティクスなどの最新技術やサービス支援。最終的にはJTBが持つ 事業基盤・流通ネットワークとの組み合わせにより、観光ICT事業、地域包括ケア推進事業、地場産業支援事業といった社会課題解決型事業での提携や協業を検討していく計画だ。