日本航空は2017年4月から、国際線航空券を含む出張旅費や交際費、交通費などの諸経費の精算データを、自前で包括的に管理できるサービス「CPS(Corporate card PassAge Solutions)」を開始する。
JALの法人向けシステム「JAL PassAgeコーポレートプラン」航空券精算データと、三菱UFJニコスが発行する「MUFGカード コーポレート」の決済情報を、Mastercardで一元集約し、データを提供するもの。一般的な会計システムに自動伝送できるほか、自前の会計システムにも専用のウェブアプリケーションの利用でデータを取り込めるようにした。
これにより、経費支出状況や利用傾向の把握・分析から予算実績管理、財務計画の立案、経費精算処理の効率化などが可能になるという。
今回のサービスは、JALと三菱UFJニコス、Mastercardの3社の業務提携で実現したもの。これを記念し、「PassAge」導入企業専用デザインのコーポレートカードも用意した。