ニールセン・デジタルはこのほど、2016年のPCとスマートフォンの利用実態をまとめた「デジタルトレンド2016」を公開した。
それによると、2016年のスマートフォン利用者数は前年比13%増の5897万人。引き続き市場は拡大しているものの、2013年から2014年にかけた増加率(26%増)と比較すると伸びは半減している状況だ。
スマートフォン利用者数の遷移は以下のとおり。
また、スマートフォン上でのネット利用について、アプリとブラウザの利用比較をみると、旅行とグルメ関連サービスはブラウザの利用時間が圧勝。いずれも約8割が「ブラウザの利用時間が全体の9割以上を占める」と回答した。そのほか、新聞系ニュースや価格比較サービスもブラウザ利用が多数。一方で、オークション・フリマ、SNSサービスはアプリ利用のほうが多い結果となった。
ブラウザ派とアプリ派の割合は以下のとおり。
この調査は、日本全国の8000名(iOS、Android各4000名)の調査協力モニターから得たアクセスログデータを元に作成したもの。