グーグル(Google)はこのほど、地図情報「グーグルマップ(Google Maps)」上で場所を検索するユーザー向けに、検索した場所のレビューの自動翻訳機能を公開した。ユーザーが普段、使用している言語に自動的に変換されるもの。
グーグルは、海外を旅行中の人が直面する問題は主に2つに集約されると指摘。第一に、目的地の場所を把握すること、第二に、現地の言葉を理解することとした上で、今回は二つ目の外国語についての問題解決に取り組んだ。
具体的には、レストランや観光名所などの場所をグーグルマップで確認した後その場所に関するレビューを表示すると、自動的に、普段そのデバイスで使用している言語に翻訳される。
レビューを表示する際、わざわざ自分で言語を指定したり、レビュー内容をコピー&ペーストして、翻訳アプリにかけるなどの手間は不要。マップを開いて検索をかけると、レビューは自動的に、いつも使用している言語に翻訳されて表示される。自国語に翻訳されたレビューの下には、オリジナルのレビューの言語も表示されている。
以下は、スペインのサグラダ・ファミリア聖堂のレビューコメント。「Googleによる翻訳」として自動翻訳された日本語が表示される。ウェブ版のグーグルマップでもアプリでも利用可能だ。