【図解】訪日外国人数、直近12カ月をグラフで比較してみた ―東南アジア市場4か国の部(2017年3月)

日本政府観光局(JNTO)発表による訪日外国人数の推計値を東南アジア主要4か国/地域(タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア)でみると、2017年3月はタイが前年比11.8%増の11万1500人、シンガポールが同2.5%増の3万3800人、マレーシアが同14.3%増の4万3700人、インドネシアが同34.5%増の3万6000人。4市場とも3月として過去最高を記録。タイは3月として初めて10万人超えとなった。

タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシアの直近12カ月の推移は以下のとおり。

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JNTOではタイについて、新規就航や増便などが功を奏したほか、旅行博や商談会、消費者キャンペーンなどを通じた訪日プロモーションが訪日需要につながったと分析。シンガポールでは花見需要が増える3~4月に向けた訪日プロモーション、大手OTAとの共同キャンペーンなどが下支えとなって旅行者増に寄与。マレーシアでは、3月後半の学校休暇と日本の桜の開花時期が重なったことでファミリー層を中心に訪日旅行者が増加。インドネシアは廉価な航空券の充実が訪日需要の喚起につながったほか、各種訪日プロモーションが好調。インセンティブ需要も訪日旅行者増の追い風になったとしている。

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