タブレット利用の観光案内サービス、広島の観光案内所で実証実験、スタッフ間の状況共有も可能に ―日本ユニシス

日本ユニシスは広島にて、タブレット端末を使った観光案内サービスを開始する。広島電鉄が宮島口に設置し、JTB中国四国がスタッフを派遣して運営中の訪日旅行者向け観光案内所「HIROSHIMA MIYAJIMA - GUCHI TOURIST INFORMATION CENTER(広島宮島口・ツーリスト・インフォメーションセンター)」などで実証実験をおこなうもの。

開発されたシステムでは、タブレットの地図データ上で現在地からの所要時間・距離、平均予算、観光目的(食べる、見るなど)などを指定して観光スポットを検索できるほか、近隣・遠方の電子パンフレットを提供。多言語コンテンツが用意されているため、観光案内所のスタッフが外国語に対応できない場合にも役立つ。

さらに、複数の観光案内所の連絡事項や独自の観光情報などをクラウド上に保存し、スタッフ間で共有することも可能に。これまでは経験豊富なスタッフのみが提供できていた情報を共有すれば、旅行者に対する情報提供の均質化につながる。

タブレットの利用イメージは以下のとおり。

日本ユニシス:報道資料より

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