決済代行システムを提供するNIPPON PAY(ニッポンペイ)社は2017年6月30日より、訪日中国人を対象とする「メールリンク決済サービス」を開始する。メールやチャットで請求する決済情報とURL、QRコードを送信することで、消費者が容易に決済できるようにしたもの。中国決済大手の銀聯、WeChatPay、Alipayの3種類に対応する。
同社では新サービスを導入する主な事業者として、電子決済サービスを利用できない医療機関や美容クリニック、設計士などを想定。訪日時に対面での対応をおこなって見積もり依頼を受け、旅行者が現地に帰国した後に見積書を提出して遠隔決済をおこなう流れ。富裕層中国人による日本でのコト消費や医療目的旅行での需要を見込むという。
メールリンク決済サービスの画面フローは以下のとおり。