エクスペディア・ジャパンが実施した調査によると、一人旅の経験がある人は全体の52%。また、経験者のうち「5回以上(一人旅をした)」人は約半数(48%)。「10回以上」は経験者の4分の1(25%)に至ることが分かった。
一人旅をする理由で最も多かったのは「人に気を使わず自由気ままに旅行したい」(79%)。次いで、「旅行先で趣味を追求したい」(30%)、「普段の生活から離れて現実逃避をしたい」(29%)の順。寂しさを感じたかどうかについては、69%が「感じない」と回答したという。
一人旅をして変わったことでは、「一人で判断・決断できるようになった」(43%)のほか、「チャレンジ精神がついた」(37%)、「考えが前向きになった」(25%)、「知らない人と会話できるようになった」(20%)、「多様な価値観を受け入れるようになった」(19%)などが上位に。概して、一人旅を経てポジティブな変化を得ていることが分かった。
今回の調査は、一人旅経験の有無についてスクリーニング(一次調査)をおこない、そこで「経験したことがある」と回答した20代から50代までの男女400名を対象に意識調査を実施したもの。ビジネスではなく観光を目的に、3時間の移動と宿泊を含めた一人旅を対象にしている。一時調査の段階で、一人旅の経験がある人が全体の52%だった。