民泊Airbnb、豪の世界大手旅行会社フライト・センター社とBtoBで連携、出張者に民泊300万物件超を提供へ

Airbnb(エアビーアンドビー)はこのほど、オーストラリア拠点の旅行業フライト・センター・トラベルグループ(FCTG)とビジネストラベル事業でパートナーシップを締結した。

これにより、FCTGの法人顧客はAirbnbの法人向けの出張支援プログラム「Airbnb for business」に掲載される300万件以上の世界中の宿泊施設を利用可能に。具体的には、Airbnbが提供する外部向け予約ツールを通じてFCTGの顧客が直接予約できるほか、出張者とそのマネージャーが旅程詳細を共有したり、ホストへの問い合わせもできるようになる。

FCTGは1982年に創設された大手旅行代理店で、本社はオーストラリアのブリスベン。法人旅行事業やレジャー旅行事業をはじめ、リスク管理マネジメントツールなどを含めたFCMトラベルソリューション事業を積極的に展開。現在は30以上のブランドと3000軒以上の店舗を運営している。

FCTGのアンドリュー・フラネリー氏は今回のパートナーシップ締結について、「ホテル滞在とは異なる経験を求める出張者のニーズに合う提案が可能になった」とコメント。法人旅行事業の強化につながる期待を示している。

なお、FCTG社では数カ月にわたってAirbnbを通じた出張旅行手配のテスト運用を実施。それによると、Airbnbに掲載された施設を利用した出張旅行者による評価は5段階中の4.76で好評。一日あたりの平均利用料金は80オーストラリアドル(約6800円)だったという。

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