権利調整物件を活用した民泊事業を拡大へ、百戦錬磨が不動産企業と提携

不動産事業のサンセイランディックと民泊予約サイト運営の百戦錬磨はこのほど、民泊を活用した不動産ソリューション事業に関する業務提携契約を締結した。住宅宿泊事業法(民泊新法)の成立を受け、両者の強みを活かした新たな事業開発をおこなうもの。 

サンセイランディックはこれまで、借地権付き建物や土地のほか、入居率が低い居住用賃貸物件などの買い取り事業を展開中。今後はコンサルティング事業などを積極展開していく計画もある。

両社はすでに約1年間にわたって東京・大田区での試験的な民泊施設運用を実施済み。今回の業務提携を通じ、百戦錬磨が運営中の公認民泊予約サイト「STAY JAPAN」など活用し、遊休資産や流動化が進まない不動産の活用可能性を検討していく。

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