伊丹空港の保安検時間を3割短く、国内線初のスマートレーン導入で試験運用を開始

関西エアポートは2017年7月8日より、大阪国際空港(伊丹空港)の保安検査場にてスマートレーンのトライアル運用を開始する。国内空港では関西空港第2ターミナルに続く2件めの導入で、国内線では日本初。これにより検査時間の3割短縮を見込む。

スマートレーンの導入に伴い、レーンの長さは現状の約7mから約14mに延長され、同時に3名が使用可能となる。旅行者は手荷物を大型専用トレーに入れて流すのみとなり、保安検査員がトレーを移動させる手間を省くことができるため、職員と旅行者双方の手間や時間短縮に役立つことが期待される。

同社ではスマートレーンの導入効果として、必要な場所にスタッフをより効率的に配置できるようになることで、テロ等への対策強化につなげる考え。また、顧客満足度を高めると同時に、航空機の定時運航にも寄与するものとしている。

トライアル運用では、2階の南北保安検査場内 各2レーン(合計4レーン)が使用される。

スマートレーンのイメージと機能は以下のとおり。

関西エアポート:報道資料より

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