JTBとJR東日本が出張管理システムで連携、Suicaなど交通系ICカード10種類以上のデータを取り込み可能に

JTBビジネストラベルソリューションズは、出張総合管理ワークフローシステム「J's NAVI NEO」で、JR東日本が提供する交通系ICカードのデータ取り込み可能なソリューション「transit manager」との連携を開始した。利用駅データの正確な情報取得に加え、スマホ利用者の経費精算業務の効率化につなげる狙い。

操作方法は簡単で、Androidスマホやオフィス設置型端末に交通系ICカードをタッチすると自動的に情報が取り込まれ、J's NAVI上ですぐ閲覧できるようになる。そのため、これまでルート検索ソフトなどを利用して個々の移動履歴を思い出しながら経費精算をおこなっていた出張者の作業効率化につながる。また、転記作業や情報の編集なしで移動実績そのままのデータを利用するため、二重請求や不正請求なども事前に回避でき、経理担当者にとってもチェック作業の手間を省くことができる。

提携サービスは2017年9月を予定。利用可能な交通系ICカードは、Suica や モバイルSuica、ICOCAなど全国相互利用の109種類と仙台エリアで利用できる「Icsca」。

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