国土交通省は、2017年お盆期間(8月5日から8月16日までの12日間)の交通状況(速報)を発表した。それによると、期間中の高速道路の交通量は前年比1%減の1日4万5600台。最大日の交通量は3%増の5万9600台だった(昨年の比較対象は8月6日から17日までの12日間)。
交通量はほぼ昨年並みだったものの、混雑状況にはやや変化がみられた。10キロ以上の渋滞発生は前年比37回増の532回となった一方で、30キロ以上の渋滞は前年比6回減の41回だった。
下り線のピークは8月11日(金)、上り線は8月13日(日)。特に長い渋滞をみると、NEXCO東日本の下り線はE17関越道・花園IC付近で48.4キロ、上り線は同鶴ヶ島IC付近で50.2キロの渋滞が発生。NEXCO中日本の下りではE1東名・都夫良野(つぶらの)トンネル付近で65.8キロ、上り線がE20中央道・八王子ジャンクション付近で42.5キロ。NEXCO西日本・本四は、下り線がE1名神・京都東IC付近で38.7キロ、上り線はE3九州道・古賀SA付近の30.8キロだった。