今年はシルバーウィーク効果低く、2017年9月は消費意欲が低迷 ―博報堂生活総研

博報堂生活総研が発表した「2017年9月の消費予報(消費意欲指数)」によると、2017年9月はシルバーウィークの連休の効果があまりなく、消費意欲は100点満点で45.5点(前年同期比2ポイント減)。調査を開始した2012年以降の最低となった。

「消費意欲指数(消費予報)」とは、博報堂生活総合研究所が20歳から69歳までの日本人男女1500名に対して「来月の消費意欲」を調査し、その結果を指数化しているもの。

カテゴリー別の消費傾向では、旅行関連消費の意欲が低下。今年のシルバーウィークは3連休があるのみで大きな消費機会になりにくいようだ。カテゴリー別の消費意向は以下のとおり。

博報堂生活総研:報道資料より

その要因をみると、金銭的な理由による節約や我慢をする人や、前月までの反動で消費を控える人は前年と比較して減少。同調査では、消費意欲の低下の要因は「積極的に消費する理由をみつけられないこと」にあると分析している。

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