長野県小諸市の「城下町にぎわい協議会」は2017年9月21日~9月25日まで、「第6回信州小諸・城下町フェスタ」を開催する。
小諸をはじめとする東信地方の食文化やアンティーク、古布の手仕事を楽しめるイベントで、今年は旧小諸城下町と旧小諸宿周辺の歴史ある蔵や商家など14軒を開放。地元の陶芸作家や木工家具作家、画家などの作品を展示するギャラリーや飲食スペースとして活用する。国の登録文化財指定を受けた「ほんまち町屋館」ではカフェイベントも行なう。
さらに、江戸時代の建築物で小諸宿の中心となった「本陣主屋」と「旧脇本陣」でも作品を展示する。特に文化遺産の旧脇本陣は、2018年度に実際に宿泊できる施設とカフェとして再生する予定で、多くの人の注目が集まっている。今回のイベントでは来年の再生に先駆け、旧脇本陣の再生プランをパネル展示し、オープンに向けた情報や計画プロセスを発信する。
イベント期間中、ギャラリーでの観覧は無料で提供。飲食や非公開の休暇や寺などを見学する「旧家拝見ツアー」はそれぞれ料金が必要だが、9月23日の人力車体験は無料で実施する。