鉄道予約プラットフォーム「シルバーレイル」、欧州鉄道ネット手配で「レイルヨーロッパ」と技術提携

鉄道のオンライン手配プラットフォームを展開するシルバーレイルは、レイルヨーロッパとの間で、技術提携を結んだことを明らかにした。

今後、レイルヨーロッパに参画する欧州鉄道各社の運賃や座席手配で、シルバーレイルの予約プラットフォーム「シルバーコア(SilverCore)」を導入していく。レイルヨーロッパ親会社の技術部門、ボヤージュSNCFテクノロジーズとレイルヨーロッパ、シルバーレイルが協力することで、利用者の要望や流通事情に即した予約エンジンやB2C・B2Bインターフェース開発を進めたい考え。

レイルヨーロッパは、日本を含むアジア各地や北米など世界45か国余りで、欧州各国の鉄道のレイルパスやチケット手配窓口として機能しており、50年以上の実績を持つ。鉄道チケットのオンライン手配で技術力の高いシルバーレイルと提携することで、オンライン・サービスの拡充を狙う。

シルバーレイルのウィル・フィリップソン最高執行責任者(COO)は、「欧州鉄道の販売で世界最大手であるレイルヨーロッパとのパートナーシップは非常にうれしいこと。レイルヨーロッパのスタッフは、鉄道のエキスパートばかりで鉄道各社との関係も深い。長期間にわたる強力な協力関係を構築していく」とコメント。

一方、レイルヨーロッパのファブリス・モレル最高経営責任者(CEO)は「時代の最先端をゆくシルバーレイルとの提携により、鉄道各社とのコネクティビティを強化する。我々の知見とシルバーレイルのマーケティング力を活かすことで、消費者にとっても、旅行会社にとってもベストな鉄道販売の手法を追求する態勢が整った」としている。

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