米・ニューヨーク市観光局のプレジデント兼CEOのフレッド・ディクション氏が2017年11月2日、10月31日に発生したニューヨークの自動車突入テロに関する声明を発表した。そこでは、「決して許すことのできない行為であり断固として非難する」考えとともに哀悼の意を表明。旅行者の安全確保のため警備体制を強化する方針を示している。
声明の全文(和訳)は以下のとおり。
10月31日にニューヨーク市のロウアー・マンハッタンで多くの犠牲者を出した車突入テロに対して、哀悼の意を表します。また、ニューヨーク市警による迅速な対応と警備体制の強化に感謝いたします。
今回のテロ行為によって、同市を訪れていた5人のアルゼンチン人とベルギー人1人を含む多くの死傷者が発生したとの報に接し、このような卑劣なテロ行為に強い憤りを覚えるとともに、犠牲者に対してお悔みの言葉を申し上げます。
我々は、世界各地で起こっているテロ事件に対しても、決して許すことの出来ない行為であり断固として非難いたします。ニュ―ヨーク市では、旅行者が安全かつ安心してニューヨークを観光できるよう、引き続き警備体制をより強化、継続して参ります。
ニューヨーク市観光局プレジデント兼CEOフレッド・ディクソン