第2種旅行業「LCCトラベル」が事業停止、負債総額は調査中、弁済限度額は1100万円 ―東京商工リサーチ

東京商工リサーチによると、東京都中央区の第2種旅行業LCCトラベルが2017年12月4日までに事業を停止し、債務整理を弁護士などに一任した。負債総額は調査中。

同社は航空券販売業者として、2013年に設立。国内の格安航空券を扱い、2014年3月期には売上高1億6345万円を計上していた。しかしその後、業績不振に陥り、赤字計上から債務超過になるなど財務内容が悪化。資金繰りも逼迫し、今回の措置に至った。

全国旅行業協会(ANTA)によれば、今回の件での顧客への弁済限度額は1100万円。弁済限度額内での保証となるため、「現時点では全額保証に成るか否かは未定」としている。

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