ハウステンボス業績が増収増益、インバウンドは7%減も経常利益は4割増に ―2017年9月期

ハウステンボスはこのほど、2017年9月期(2016年10月1日~2017年9月30日)の業績(単体)を発表した。それによると、取扱高(売上高)が1.9%増の291億5000万円、営業利益が0.1%増の75億8700万円、経常利益が41.6%増の92億7700万円、当期純利益が218.7%増の66億1800万円で増収増益となった。

同期間のハウステンボスへの入場者数は前年比0.5%減の288万1000人。そのうち訪日外国人が6.8%減の19万1000人、宿泊者数は1.5%増の31万2000人となった。

今期は開業25周年を迎え、「花の王国」「光の王国」「音楽とショーの王国」「ゲームの王国」「健康と美の王国」「ロボットの王国」といったイベントを軸に積極展開。加えてVR施設の新設など、日本最大のVRテーマパークとしても進化した。その結果、2017年4月以降は入場者数と取扱高が前年比増となったが、通期でみると入場者数は微減となった。

2018年9月期通期(単体)は、入場者数が前期比5%増の302万人、取扱高が3%増の301億円、営業利益が5%増の79億円を見込む。

なお、ラグーナテンボス、HTBエネジー、エイチ・ティ・ビイ観光などを含めた計7社のグループ連結業績は、取扱高が前年比14.8%増の388億5700万円。営業利益が3.1%増の77億3900万円、経常利益が60.2%増の99億700万円、当期純利益が162.5%増の71億7500万円だった。

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