英語圏4か国の旅行予約は半数が「オンライン旅行会社」を利用、購買動機の9割が「お得な宿泊料金」

世界2大OTAのエクスペディア・グループは、旅行者のネット予約や旅行計画に関する国別アンケート調査の結果をとりまとめた。訪日旅行者数の上位国のうち、長距離フライトを利用する主要4か国(米国、カナダ、豪州、英国)にフォーカスを当てて分析したもの。

それによると、米国、カナダ、英国の半数以上と豪州の約半数(48%)が旅行計画にOTAを活用したと回答。続いて、旅行クチコミサイト、旅行比較サイト、ホテル公式サイトの順で利用が多かった。実際の予約は、いずれの国でも約半数がOTAで予約したと回答。ホテル公式サイトでの予約数は、米国と豪州で全体の3割弱、英国とカナダでは約2割にとどまる結果となった。

なお、購買動機として約9割の人が挙げたのは「お得な宿泊料金」。ただし、英国では「料金プランとクチコミが同じくらい重要」との回答が多く、米国、豪州、カナダでは8割の人が「料金プランの次にクチコミが重要」と回答したという。

この調査は、エクスペディア傘下のエクスペディア・メディア・ソリューションズ社が実施したもの。調査期間は2017年3月30日から4月7日まで。対象は米国、カナダ、豪州、英国を含む8カ国の約8000 人。

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