Googleは、2017年の検索トレンドを発表した。世界で『Japan』とともに検索されたキーワードでは、北朝鮮、米トランプ大統領初来日、さらに総選挙に関するニュースがトップ3に。9位には、訪日旅行による影響が大きいと考えられる「crossing cafe japan」がランクイン。その場で撮影した写真をラテアートにするサービスを旅行者が撮影・紹介した動画が人気となったことが影響したとみられる。
『Tokyo』での検索では、1位は、ミャンマー、カンボジア、中国、マレーシアなどアジア圏からの検索が多かったパフュームの「tokyo girl」。6位の「katsu ika odori-don tokyo」も、旅行者が撮影した活イカ踊り丼の動画がきっかけ。また、「hoshinoya tokyo」も10位にランクイン。トランプ氏の長女であり大統領補佐官を務めるイヴァンカ・トランプ氏が来日した際、「星のや東京ダイニング」で、安倍首相と会食したことから注目を集めた。
なお、「Japan」とともに検索されたキーワードの10位となった「kamikatsu japan」は、徳島県上勝町に関する検索。アルミニウム缶、スチール缶、紙箱など廃棄物を 34種類に分類する方法で廃棄物転換率約 80% を達成、2020年までに廃棄物ゼロを目指すという町の紹介動画がバイラルで広がった結果、トップ10に入った。
検索全般のトレンドでは、急上昇ランキングに乳がんの闘病生活をブログに綴り、惜しまれながら他界した「小林麻央」が1位。2位にはミサイル発射や核実験のニュースから「北朝鮮」が、3位には発売前から話題となっていた「ドラクエ11」がランクインした。
また、意味を調べる際によく使われる「◯◯とは」のランキングでは、1位が「忖度とは」。以下、「プレミアムフライデーとは」、「リベラルとは」が続いた。比較したもの1位は、今年10月に衆議院選挙が行われたことから「政党」となり、「aiスピーカー」、「ビットコイン」が続いた。