日本航空(JAL)はこのほど、コミュニケーションアプリ「LINE」の導入を発表した。LINEの法人向け新サービス「通知メッセージ」のパートナーとして、搭乗便の運航情報などをリアルタイムで通知するもの。2018年秋以降に提供開始する。
対象は、JALグループの国内線と国際線。30分位以上の遅延や欠航が発生した場合などに通知する。航空券を予約した際、LINEを利用している携帯電話番号を連絡先として登録すれば、だれでも利用できるようになる。その他、詳細情報や開始時期、利用方法などは追って公表される。
なお、LINEでは新たな法人サービス「通知メッセージ」開始にあたり、初期パートナーとしてJALのほか、全日空(ANA)、東京電⼒、中部電力、東京ガス、ヤマト運輸の計6社と連携をおこなうことが決定。ANAでは、予約の確認や搭乗案内を通知する予定だ。航空以外では、LINEを通じて公共料金を案内したり、宅配便発送予定日時を通知する。