ジャストシステムはこのほど、アプリの利用状況に関する調査結果(2017年12月度)を発表した。それによると、1日あたりの利用時間が長いのは「ゲームアプリ」で、平均51.1分。また、動画アプリの平均利用時間は45.9分で、2年前の2015年同月と比較して約1.4倍と大幅に増加した。
そのほか、大幅な利用時間の増加がみられるサービスは、SNSアプリやショッピングアプリ。一方で「画像編集アプリ」は利用時間が減少した。
また、スマホ利用者の主要サービス利用状況をみると、「Yahoo!」はウェブからの利用が多い人が52.1%、アプリからの利用が多い人が26.4%。「Google」はウェブが52.6%、アプリが25.9%。「楽天市場」はウェブが42.3%、アプリが28.4%。「Amazon」はウェブが45.8%、アプリが33.0%と、いずれもウェブからの利用率が高い。
ただし、年代別には異なる傾向もみられ、特定サービスではアプリが優勢になっている。例えば、10代男性はアマゾンをアプリから利用する人が59.6%、ウェブからの利用が25.5%。また、「楽天市場」は20代~30代でアプリ利用が多い人がそれぞれ31.5%、41.8%。それに対してウェブ利用が多い人は20代が26.6%、30代が38.2%となり、いずれもアプリに軍配が上がった。
この調査結果は、ジャストシステムのモバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2017年12月度)によるもの。調査対象は15歳から69歳までの男女1100名。